混浴温泉世界実行委員会 (大分県別府市) が展開する『ALTERNATIVE-STATE』(読み:オルタナティブ・ステート) は、半年ごとに1組のアーティストを別府市に招聘し、4年間で8つの作品を制作するアートプロジェクトです。
サルキスとマイケル・リンに続く第3作目には、米国出身のアーティスト、トム・フルーインを招聘します。プラスティックや鉄などの廃材をステンドグラスのような立体作品に生まれ変わらせるフルーインの制作活動は、昨今各分野で注目を集めるSDGsの視点を感じさせます。そんな彼による日本国内初の本作は、美しいオブジェとして街を照らすだけではなく、その制作過程も含めて人々が持続可能で豊かな未来について考えるきっかけとなるでしょう。