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令和7年度『TRANSIT』企画公募採択企画 vol.7 榎本有乃 個展『筆で思考する』

榎本有乃 個展『筆で思考する』

イベント概要

日程 2025年11月22日(土)~12月7日(日) ※火・水休み
会場 別府市創造交流発信拠点 『TRANSIT』(大分県別府市末広町1番3号 レンガホール1階)
内容

別府を拠点に活動している、または将来的に別府を活動拠点とすることに興味を持っている全国のクリエイター、アーティスト、団体・企業を対象に、展示室での企画を募集する「別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』企画公募」。令和7年度第7弾企画として 『榎本有乃 個展「筆で思考する」』 を開催します。

名 称:榎本有乃 個展『筆で思考する』
会 期:2025年11月22日(土)~12月7日(日) ※火・水休み
時 間:11:00~17:00 ※最終日は15:00まで
会 場:別府市創造交流発信拠点 『TRANSIT』(大分県別府市末広町1番3号 レンガホール1階)
入 場:無料
主 催:榎本有乃
協 力:別府市、NPO法人 BEPPU PROJECT

【企画者】
榎本有乃
大分市出身。アーティスト・現代川柳作家。大阪大学卒業。恋の画塾0期生として、取手や根津のグループ展に参加してきました。はじめての個展を、多くのアーティストに支持される別府市で開催できることを嬉しく思います。
大まかにくくれば、身体知を作品に落とし込むことに興味があります。運筆により生まれる思考プロセスを記録したり、間違ってスクショした画面を絵画化したりしてきました。過去の作品ついては、ぜひインスタでご覧ください。

【展覧会概要】
透明パンチングボードとトレーシングペーパー、それぞれを支持体としたときの比較や、運筆による思考プロセス記録を内在させた絵画作品を通じて、絵筆を動かすこと”そのもの”を一種の思考形式として提示します。

【展覧会コンセプト】
モチーフの際(きわ)を塗るには太すぎる筆しか手元になかったとする。締め切りまで日にちがなく、一刻もはやく絵を完成させなければならない。細い筆を買うにはホームセンターまで車を走らせる必要がある。片道にして10分、たった10分なのだが、その手間が膨大な時間ロスに思えてしまう。その太すぎる筆で境目を塗るしかなくなる。線に沿って、筆を横に倒しにしながら慎重に動かす。

肝心なのは、際より少し内側に筆を置くこと。そうすると、筆に押し伸ばされた絵の具が、ちょうど良い塩梅に境界で止まってくれる。一連の動きをするとき、私は頭が空っぽになって、手元が思考しているように感じる。言語化が重視され、コミュニケーション能力の高さが社会的地位に直結する世界にあっても、筆を動かす瞬間には、言語化できない身体的思考があると確信している。

思えば、昔から「所作」に興味があった。ピアノ教室では演奏終わりに鍵盤から手を離すときにも優美さを忘れないことを、茶道の先生には集中した身体には一本の芯が宿ることを、そしてお習字では手元の些細な狂いが運筆に大きな影響を及ぼすことを教わった。習い事を通じて、幼い身体は言葉にできない(する必要のない)知を獲得することができた。

【展覧会に関するお問い合わせ先】
榎本 有乃
Instagram:@nanyunyuyu

【会場に関するお問い合わせ先】
別府市創造交流発信拠点 『TRANSIT』
〒874-0938 大分県別府市末広町1番3号 レンガホール1階
TEL: 070-4208-9361 (受付時間 11:00-17:00 ※火・水休み)
E-mail: info@transitbeppu.com
URL: https://transitbeppu.com

※『TRANSIT』は、別府市より委託を受けて、NPO法人 BEPPU PROJECTが運営しております

主催 NPO法人 BEPPU PROJECT

アクセス

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