別府竹細工を牽引してきた岩尾光雲斎、初代豊南、二代豊南、三世代の作品展を開催します。
大正から令和までの100 年余り、別府竹細工をとりまく環境は随分変化しました。以前は土産品から高級花籠まで幅広い品物が生産され竹製品が家庭で当たり前に使われていましたが、1960 年代にプラスチック製品の普及による需要の減少、1990 年代のバブル崩壊など幾度も危機が襲いました。しかしその苦境に立ち向かい別府竹細工の職人は工夫・知恵を絞り時代にあわせた製品作りを行ってきました。岩尾三世代展で別府竹細工の変遷も感じていただけることと思います。