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伝説に彩られた神楽女湖で世にも美しい花しょうぶ観賞

伝説の残る湖
「神楽女湖」

別府駅から鶴見岳の方角へと上り、志高湖から1km程先、
標高600mに位置する「神楽女湖(かぐらめこ)」。
面積は57,945.35平方メートル、貯水量は99,000トン、
湖畔の周囲は約1kmの湖です。

湖畔には休憩できる憩いの場として、東屋が設置されています。
湖面には「八ツ橋」が架けられ、歩道も整備されているため、
ゆったりと散策を楽しんでくださいね。

雄大な自然の中で深呼吸
希少な植物や動物も

湖越しに由布岳や鶴見岳の姿も拝める神楽女湖。阿蘇くじゅう国立公園に含まれており、雄大な自然に囲まれたオアシスです。
古池にしか生息しないひつじ草や、水位の変動に対応するヨシマコモなど、特有の植物が群生しています。
また、カイツブリ、カワセミ、キセキレイ、カルガモ、コガモ、チドリなど、約30種類の野鳥が生息する場でもあります。
朝日を浴びた湖畔、昼の爽やかな高原、夕暮れに染まる山と湖、そして星降る夜。どの時間帯、どの景色にも違った表情で人々を魅了し、絶好の撮影スポットでもあります。
すぐ近くにある志高湖とは遊歩道でつながっており、ハイキングやピクニックにも人気です。

世にも美しい紫のグラデーション
湖畔一帯に咲き誇る花しょうぶ

神楽女湖が最も活気づくのは6月上旬~7月上旬、花しょうぶの季節です。湖畔にある「神楽女湖しょうぶ園」では、80種30万本(1万5千株)の花しょうぶが咲き誇り、雄大な山々と湖のロケーションと調和した華麗な景色が広がります。
花の盛りには別府市民はもちろんのこと、県内・県外からも多くの人が集まり大賑わい。
昭和55(1980)年、神楽女湖畔に花しょうぶの4,698株が植えられて以来、年々株分けや増殖、整備などが行われ、現代へと受け継がれてきました。
濃い紫から淡い紫、そして白色まで。紫色の濃淡をグラデーションで楽しめます。
晴れて清々しい高原の景色は、そのまま絵葉書にしたくなる美しさ。時節柄、雨模様の日が多いものの、優しく降り注ぐ雨の中の、しっとりした風景も見応えがあります。
早朝には朝霧が立ち込める湖畔の風景が広がり、朝露に濡れる美しいしょうぶを観賞できるでしょう。
その時々にしか見られない、花しょうぶの姿を目に焼き付けましょう。

「はなしょうぶ」「しょうぶ」「あやめ」
違いはあるの?

神楽女湖しょうぶ園に咲くのは花しょうぶ。混同されがちですが「しょうぶ」と「花しょうぶ」は別もの。
「しょうぶ」はサトイモ科、「花しょうぶ」「あやめ」はアヤメ科の植物です。
5,000種ほどもあるといわれる花しょうぶですが、神楽女湖で観賞できるのは約80種類。
豪華な大輪の花が咲く肥後系が8割、すっきりと粋な印象を与える江戸系と、花びらが深く垂れ下がる特徴を持つ伊勢系がそれぞれ2割を占めています。
代表品種は、しめいの秋、泰山白、児 化粧、夏姿、花の冠、千年の友など。
色も形も種々様々な花しょうぶ、それぞれの違いも楽しみながら、じっくり観賞しましょう。

神楽女湖花しょうぶ園
約80種1万5千株の花しょうぶが鶴見・由布の山々に抱かれた神楽女湖を美しい彩りに染め上げ、神秘的な空間を演出します。
開花情報はこちら

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