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温泉も人も熱くるしい!!ロマンチックでクレイジーな街、別府 Photographer 東京神父

温泉も人も熱くるしい!!ロマンチックでクレイジーな街、別府 Photographer 東京神父

東京と別府の二拠点で活動するフォトグラファー「東京神父」。

愛する別府市の魅力を市内外の人に伝えたいー。との想いから、自身のライフワークである
「別府温泉ルートハチハチ」を通して、別府の魅力を写真と共に伝えています。

今回は、そんな別府愛の深い「東京神父」さんのフィルターを通して見る別府と題して、
別府温泉が魅せるさまざまな表情を写真を通してお伝えしていきます。

東京神父
東京神父

1978年4月20日生まれ、B型、大分県別府市出身、東京都在住。別府に生まれ、中学校卒業と同時に県外へ進学。29歳までミュージシャンとして活動。自身のバンドのデザインを始めたことがキッカケでフリーの写真家、デザイナーとして活動を始める。写真作品の他にもWeb、DTP、ロゴ、CDジャケットなど制作物は多岐に渡る。出身地の別府温泉を世界に広めたいという想いからBEPPU PROMOTIONを立ち上げ運営中。

温泉以外もクレイジー縁がつながるロマンチックなまち

僕は中学までしか地元にいなかったので、別府をよく知りませんでした。それが、当時まだ運営していたヤングセンターのお風呂に浸って一変。ステンドグラスが温泉に反射している光景を見て、その鮮烈さにカルチャーショックを受けたんです。そこから温泉めぐりがスタートしました。出会う人みんないい意味で変態ばかり。なんていうか、自由に生きていて寛容で、どんどん縁がつながっていくんですよ。 別府はさまざまな国籍の人が暮らし、違いを認め合って一緒にいられる、距離感が絶妙なまちだと感じています。これまでヤングセンターのステンドグラスを残すための補完計画を行ったり、ひょうたん温泉のプロモーションを行ったりしてきました。とにかく、別府に対して熱い想いしかない。熱湯で暑苦しい!なんて言われますね。

温泉以外もクレイジー縁がつながるロマンチックなまち

雨が降れば『これが50年後の温泉になるんだな……』なんて考えるし、温泉に浸かりながら満月を愛でることも可能です。楽しい企画を通して、結果的に別府を盛り上げることができたら嬉しいですね。

別府に魅了され、
別府に情熱をかける東京神父さん。

そんな東京神父さんの目を通した
ロマンティックでクレイジーな街 別府を
一緒に覗いてみましょう。

今回は東京神父さんが
別府の温泉を撮影した企画「別府温泉ルートハチハチ」から
8湯を抜粋してご紹介します。

※撮影のため、特別に許可を得てタオル等を着用しています。

別府温泉ルートハチハチ
東京神父さんが故郷の別府で撮影する写真作品。「別府八湯温泉道」をモチーフに、88か所の温泉で88組の別府に縁のある方々をモデルに撮影していきます。撮影を進めるうちに「別府の魅力は人」「自由に生きていい」という思いを強めた東京神父さん。モデルの「人」にスポットを当て、その生き様や心情をインタビューし掘り下げています。広い心と深い愛を持った別府の人々が紡ぐ、温泉地ならではの「奇跡の日常」に触れてみましょう。
公式サイトはこちら

鉄輪の「いでゆ坂」にある共同浴場地獄原温泉

湯けむりたなびく鉄輪の「いでゆ坂」にある共同浴場です。情緒あふれる温泉街に溶け込んだ、地元の人が利用するジモ泉。入口のお地蔵様の下にある賽銭箱に、入浴料をいれてください。小さめの浴槽は、塩化物泉がなみなみと満たされています。地元の人とのふれあいも楽しみながら、温泉に浸かりましょう。

太陽の光がキレイに入る、
オーソドックスな大衆浴場です。

温泉名人の指原勇さん、通称さっしーを撮影した温泉。地獄と原(バル)で、ネーミングもおもしろくてお気に入り。温泉の前を通ると、そこからおばちゃんたちの笑い声が漏れてくるんですよ。微笑ましくて、かわいくて、わいわいして楽しそうで、いいな〜と思っています。

地獄原温泉
住所:大分県別府市鉄輪東6組
TEL:なし
泉質:塩化物泉
駐車場:なし
予約:不可
詳しい施設情報はこちら

温泉に慣れていない人も入りやすい芝居の湯 (別府市コミュニティーセンター)

1995年オープンの市営温泉です。シャワーや打たせ湯、鍵付きロッカーにドライヤーも完備されており、温泉に慣れていない人も入りやすいのが特徴。入口の券売機で入浴券を購入しましょう。どこもかしこもピカピカで清潔。浴室は天井が高く、抜群の開放感です。多目的ホールが併設されており、観劇や講演、イベントなども開催しています。

観劇・温泉施設「ヤングセンター」の
ステンドグラスを駐車場で見られます

「別府温泉ルートハチハチ」の企画で、ちょうど半分となる第44回目のイベントを開催した温泉です。以前、鉄輪にあった観劇・温泉施設「ヤングセンター」のステンドグラスを駐車場で見られます。昼間に見ると、陽の光があたってとてもキレイですよ。打たせ湯があるのも珍しいですね。

芝居の湯 (別府市コミュニティーセンター)
住所:大分県別府市上野口町29番13号
TEL:0977-24-5320
泉質:単純温泉
駐車場:あり
予約:不可
詳しい施設情報はこちら

浜脇エリアにある市営温泉浜脇温泉

浜脇エリアにある市営温泉。浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」の地名が生まれたとされています。温泉の浴槽はあつ湯とぬる湯に仕切られているので、お好みの温度で温泉を楽しめます。深夜の1時まで営業しているのも大きな特徴です。

よく行く店の側なので、
通う頻度が高い温泉のひとつです。

当時、浜脇温泉の側にあったムエタイのジムに通う男の子が、練習後に毎回入るというので撮影しました。少し広めの大衆浴場で、いつも常連で賑わっています。番台のおばちゃんと1時間話し込み、感動的なエピソードを聞いて、ふたりで号泣。それを見ていた人が、心配して声かけてくれたという思い出もありますね。「セキカナモノテン」など、よく行く店の側なので、通う頻度が高い温泉のひとつです。

浜脇温泉
住所:別府市浜脇1丁目8-20
TEL:0977-25-8118
泉質:単純温泉
駐車場:あり
予約:不可
詳しい施設情報はこちら

加水ができない玄人向けの温泉亀川筋湯温泉

ファンキーで手作り感あふれる外観が、只者ではない雰囲気を醸し出す温泉です。時期によって強烈に熱いことでも名が知られています。加水ができない玄人向けの温泉。その分、濃い温泉を心ゆくまで堪能しましょう。

THE 地域の共同温泉。
別府らしい強い温泉。

亀川出身のイラストレーターさんを撮影しました。言葉を選ばずに言えば簡素な「掘っ建て小屋」のような感じのお風呂。それが彼女の個性・キャラクターにぴったりでした。青色っぽい壁がPOPに見えて、絵になる、別府らしさの強い温泉。撮影中に隣の住人と仲良くなり、その人の家の温泉も撮影させてもらいました。別府ならではのエピソードですよね。

亀川筋湯温泉
住所:亀川中央町4-16
TEL:なし
泉質:単純温泉
駐車場:なし
予約:不可
詳しい施設情報はこちら

どこもかしこもピカピカで清潔向原温泉

別府ICから車で5分、ほのかに硫黄の匂いがたちこめる温泉です。入口の桜の樹とお地蔵様が印象的。脱衣所から階段を下ると浴槽がある、半地下の造りになっています。そのため天井が高く広々しており、日中は陽の光もさんさんと降り注ぎます。どこもかしこもピカピカで清潔、心地よい時間を過ごしましょう。

全体的に造りが
可愛らしい印象の温泉です。

壁がピンク、浴槽もピンク。お湯は水色っぽく見え、沖縄の海を連想させる色をしています。全体的に造りが可愛らしい印象の温泉です。入口には桜の樹があり「別府八湯温泉まつり」に合わせて撮りたくて。沖縄生まれの女性がモデルさんでしたが、彼女は「沖縄と別府は似てる。他を受け入れてくれるし、人懐っこい」と言っていました。

向原温泉
住所:大分県別府市南立石 2区6組
TEL:なし
泉質:⁨⁩単純温泉
駐車場:あり
⁨⁩予約:不可
詳しい施設情報はこちら

別府の名所のひとつ「龍巻地獄」からの引湯長泉寺薬師湯

お寺の境内にある温泉で、別府の名所のひとつ「龍巻地獄」からの引湯です。脱衣所と浴室は一体型。お地蔵様に見守られながら、さっぱりとした温泉に浸かりましょう。住職に許可を得てからノートに記名、お賽銭を入れて入浴します。浴槽はひとつだけなので、誰かが入ったら基本的に貸切。髪の毛は洗えませんのでご注意を。

お寺に温泉があるというのが珍しい。

ネパール出身のモデルさんを撮影しました。お寺にある珍しいお風呂で、住職さんがどこで撮ってもOKと言ってくれました。東京では制約や決まりが多くて、なかなか自由に撮影できないんですが……別府は驚くほど自由!人懐っこくて懐が深い。好きなように生きていいって感じましたね。それが別府らしさだなと思います。

長泉寺薬師湯
住所:大分県別府市野田4-2
TEL:0977-66-4013
泉質:⁨⁩酸性泉
駐車場:あり
⁨⁩予約:不可
詳しい施設情報はこちら

様々な種類の温泉が一度に楽しめる杜の湯リゾート

様々な種類の温泉が一度に楽しめる、別府では珍しいタイプの温泉。水着着用で、男女一緒に入浴します。緑の木々に囲まれた「庭園風呂」には、淡いブルーの広々した露天風呂をはじめ、趣向を凝らしたお風呂がいっぱい。家族やグループなど、みんなでワイワイ入るのもおすすめです。

別府にいながら手軽に
リゾート気分を味わえる温泉。

温泉は東京だともっと高いですね。広い敷地内に、いろんな浴槽があります。たくさんの種類の温泉を楽しめるのが、別府の特徴ですよね。地元密着系、ホテルのようなきれいな感じ、昔ながらの温泉などなど。緑に囲まれた野外の明るい雰囲気で、モデルさんの健康的な美しさも引き立ちました。

杜の湯リゾート
住所:別府市小倉町64-45
TEL:0977-85-7000
泉質:⁨⁩単純泉
駐車場:あり
⁨⁩予約:不可
詳しい施設情報はこちら

濃い噴気がたちのぼる火口のすぐそばにある、強酸性の温泉。鉄イオンの多さは全国1位、酸性度の強さとアルミニウムイオンの多さは全国2位、そして日本3大薬湯のひとつです。レモンよりも遥かに強い酸性なので、石鹸やシャンプーは泡立ちません。男女別の浴場のほかに、家族湯もあります。火口見学も楽しみのひとつ。とめどなく立ち上る噴気と熱気、白くなった岩を間近に見てみましょう。

強烈で濃い、
ここにしかない温泉です。

モデルはアメリカと京都のミックスである杉山ルカ智徳。今や大親友となった彼も、別府にきて別府にハマったひとりです。濃い人だから濃い温泉を!と、塚原温泉を選びました。入浴すると刺激的に、口に含めば衝撃的。強烈で濃い、ここにしかない温泉です。

塚原温泉
住所:由布市湯布院町塚原1235番地
TEL:0977-85-4101
泉質:⁨⁩硫酸塩泉
駐車場:あり
⁨⁩予約:不可
詳しい施設情報はこちら

Gallery

「別府八湯温泉まつり」や「別府駅」など、別府市民おなじみの光景。神父さん目線で切り取った、人々を魅了する写真のほんの一部をご紹介します。

別府市制100周年
別府傾奇者unite(べっぷかぶきもの湯ないと)
別府市制100周年記念事業 市民公募事業

別府市制100周年を記念した市民公募事業の一環として、東京神父さんの企画「別府傾奇者unite(べっぷかぶきものユナイト)」が開催されました。イベントでは、派手好きな別府人たちを「芝居の湯」の舞台と温泉で撮影。温泉という共通の場で、年齢、性別、趣味、職業、生き方、思想が異なる人々が一堂に会し、「温泉に入ればみんな平等」というメッセージを発信しました。世代を超えた対話や異文化コミュニケーションが日常にある別府は、もはや市ではなく国と思うほど。 唯一無二のカオスさが表現された作品をご覧あれ。

いかがでしたか。

人と出会い、あたたかさに触れ、縁が繋がれていく
それが別府の温泉スタイル。

東京神父さんの見つめる別府の姿に、今後も要注目です。

東京神父さんの活動もチェック!

  • ※各施設の詳しい情報は、公式ウェブサイトまたはお電話にてお問い合わせください。

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