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BEPPU & DOGO 日本が誇る温泉観光地で湯めぐりとまち歩きのすすめ

別府市と松山市は観光交流都市です
別府市と松山市は観光交流都市です

ゆのまち別府と伝説と歴史の道後

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日本有数の源泉数と源泉湧出量を誇るゆのまち、大分県別府市の別府八湯。数々の伝説と歴史が残る場所、愛媛県松山市の道後温泉。

温泉観光地として日本中にその名が知られており、グルメや街並み、観光スポットなどたくさんの魅力にあふれています。

そんな別府市と松山市は、
歴史的にも深いつながりがあるんです。


PART 01

伊予国風土記の伝説

奈良時代の伊予国(現在の愛媛県)に関する伝説が記載されている「伊予国風土記」の逸文には、こんな場面があります。
この「速見湯」を引いて湧き出た湯が、愛媛県松山市の道後温泉であると伝えられています。

大穴持命(おおあなもちのみこと)は、仮死状態になってしまった宿奈毘古那命(すくなびこな)を救おうとする。その方法は、大分速見湯(別府温泉郷)を海底に樋を通して伊予に湧き出させ、宿奈毘古那命を入浴させること。湯に浸かった宿奈毘古那命は息を吹き返えした。
伊予国風土記より
PART 02

別府八湯の1つである
鉄輪温泉を開いた松山出身の「一遍上人」

一遍上人は踊り念仏で知られる時宗の開祖で、松山の出身。全国を遊行しました。
その訪れた土地のひとつが、別府の鉄輪でした。
一遍上人は噴気や熱気で荒れた鉄輪の土地を鎮め、鉄輪むし湯を創始したと伝えられています。


古くから縁のある街、別府と道後で
湯めぐり&まち歩きを楽しみませんか?

温泉を五感で満喫 別府で湯めぐり

湯けむりもくもく、猫はのんびり。おじいちゃんおばあちゃんが元気で、国内外の観光客が入り交じる、混沌のまち別府。背後は山、目の前は海が広がり自然もいっぱいです。

ふらり歩けば温泉に当たり、路地裏にはノスタルジックな光景が広がります。ぶらぶら歩けば、お湯と人に癒されて……

グルメや観光スポット、 温泉にまつわる体験を 別府で楽しもう

それでは
別府の湯めぐりスポットを
ご紹介していきます!

ワンダーコンパス別府

旅の予定を決めるなら観光案内所へ

旅の予定を決めるなら、まず立ち寄りたいのが、JR別府駅にある「ワンダーコンパス別府」。観光スポットの案内やパンフレット、割引券の配布や、バスチケット販売なども行っています。ここの特徴は、なんといってもフレンドリーなスタッフさん。別府愛にあふれていて、熱量のこもった手作りマップや資料も豊富。別府滞在中にやりたいことや、好きなことを伝えれば、最高の提案をしてくれる旅の心強い味方です。交通手段やおすすめスポット、温泉もグルメも時間つぶしも、まるごと全部なんでもかんでも質問OK!思わぬ行き先が決まるかもしれません。

ワンダーコンパス別府の施設情報を見る

竹瓦温泉

温泉と砂湯が堪能できる別府温泉

明治12(1879)年創業、別府のシンボル的存在の温泉です。毎日のように通う地元民と観光客が入り混じり、いつでも大盛況。堂々とした風格の特徴的な建物は、昭和13(1938)年に建築されました。昭和レトロな風情を残したロビーには湯上がりスペースがあり、ゆったりくつろげます。脱衣場から浴室までは階段を下っていく、昔ながらの別府温泉様式で、シャワーはありません。昔と変わらぬ入浴スタイルで、温泉に浸りましょう。温泉で温めた砂の中に埋もれ、蒸されて大量の汗をかく「砂湯」も竹瓦温泉の名物。湯に浸かる温泉とは違った爽快感を味わってくださいね。

竹瓦温泉の施設情報を見る

地獄蒸し

温泉の蒸気で調理する“食べる温泉”

温泉の蒸気で食材を蒸していただく「地獄蒸し」は、別府では外せない定番グルメ。お馴染みの食材が、温泉の力によって数分で美味しく変身する、自然の神秘を味わいましょう。ほんのり温泉味になるたまご、ホクホクになるじゃがいもやさつまいも。海鮮やお肉なども旨味が凝縮された驚きの味に仕上がります。ヘルシーさも大きな魅力。自分自身で釜に食材を入れ、ワクワクの待ち時間を経てがぶりと頬張る、地獄体験がおすすめです。鉄輪エリアにある、湯けむりもくもくの中に佇む「地獄蒸し工房 鉄輪」は、野菜・肉・海鮮などお好みの具材を購入し、その場で地獄蒸しが体験できる施設です。一部をのぞき、好みの食材の持ち込みもOK!いろいろな地獄蒸しに挑戦してみましょう。

地獄蒸しの施設情報を見る

べっぷ地獄めぐり

別府観光でははずせない観光地

別府観光の定番といえば「べっぷ地獄めぐり」。血の池地獄、かまど地獄、鬼石坊主地獄など、それぞれに特徴的な地獄が点在しています。人が近づけず厄介な場所だったと言われていた土地を観光名所として売り出したのが、地獄のはじまりです。最初に観光地化した地獄が、鮮やかなコバルトブルーが美しい「海地獄」でした。海地獄では足湯を楽しんだり、珍しい蓮の花を鑑賞したり、大きな売店でお土産を買ったり、レストランで食事したり。徒歩圏内に多数の地獄があり、さまざまな楽しみ方ができるスポットです。

べっぷ地獄めぐりの施設情報を見る

HAJIMARI Beppu

ゆったりくつろぐカフェ時間

別府駅から徒歩圏内にある「HAJIMARI Beppu」は、カフェやギャラリー、宿を備えた総合施設。1階は、喫茶やショップ、ライブラリースペース。こだわりのアートや音楽と共に、ゆったりできる空間です。オリジナルブレンドコーヒーやデカフェ、体に優しいスープ、焼き菓子などこだわりの喫茶メニューが満載。別府関連の本やアーティストの選書を自由に読め、wi-fiも完備されています。若い人や近所のお年寄り、国内外の観光客など、さまざまな人が集まる場所。置かれているものひとつひとつに、ストーリーが詰まっています。オリジナルmapもあるので、ぜひスタッフさんに声をかけてみましょう。

HAJIMARI Beppuの施設情報を見る

別府の港から
宇和島運輸フェリーに揺られて約3時間
みかん畑が連なる愛媛県へ

別府観光を満喫した後は、愛媛県松山市にある道後温泉にも、
足を運んでみましょう。八幡浜港から電車に乗り継ぐと、
別府と多くの共通点を持つ松山市に到着です。

懐かしくて新しい 道後でまち歩き

どこか懐かしく、それでいて新鮮な光景が広がる、松山の旅のはじまりです。別府と松山は「古くからの温泉地」や「一遍上人ゆかりの地」のつながりがあります。

本州とも、九州とも違う、独自の文化が根付く四国。どこか懐かしく、それでいて新鮮な光景が広がる、松山の旅のはじまりです。

懐かしくて新鮮な光景、 道後まち歩きは いかがですか?

ではさっそく、
道後のまち歩きスポットを
ご紹介します

道後商店街

道後商店街をマチぶら

道後温泉本館の南側、冠山にある「空の散歩道」では、足湯が楽しめます。道後温泉を見下ろしながら、風に吹かれてゆったり。更衣室もあります。温泉街から少し足を伸ばし、小道をのぼった先にあるのは「圓満寺」。812年の建立とされています。恋愛成就や開運アイテムとして人気を集める、手作りのカラフルな「お結び玉」で祈願してみましょう。
道後温泉駅すぐ、商店街の2階にある「白鷺珈琲」は、一息つくのにぴったりの場所です。大きなテーブル、ゆったりしたソファー、一面の壁画。歴史とモダンが融合した、独特の雰囲気を醸し出しています。時間を忘れる非日常的な空間で、五感が喜ぶカフェタイムをどうぞ。

道後温泉商店街の施設情報を見る

道後温泉本館

一度は訪れたい日本の宝

白鷺によって発見されたといわれ、各時代の書物に度々登場する歴史ある温泉。国の重要文化財に指定されている「道後温泉本館」は、道後温泉のシンボルです。建物をよく見ていると、渦巻く波のモチーフがあったり、表情豊かな白鷺がいたり、不思議なカタチの瓦があったり。ため息がでるような職人技を見つけられます。

「道後温泉本館」のほかに「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」「道後温泉  椿の湯」があり、これらはすべて同じ源泉で、泉質はアルカリ性の単純泉。なめらかなお湯は肌触りがよく、刺激も少なめです。加水や加温は一切なく、源泉かけ流しを楽しめます。

道後温泉本館の施設情報を見る

伊織

名物のみかんジュースを堪能

おしゃれで可愛らしい外観に思わず足を止めるお店「伊織」。まずは店内奥へとずんずん進み「蛇口みかんジュース」のコーナーへ。おすすめは3種飲み比べです。品種による味の違いに、驚くこと間違いなし。

店内には色・柄・サイズ・用途に合わせて、さまざまな種類の今治タオルが並んでいます。貸しタオルサービスも実施中。気になるタオルをレンタルし、道後温泉に浸かってみましょう。吸水性と肌触り抜群のタオルに惚れ込み、そのまま購入する人も多いそうですよ。

伊織の施設情報を見る

松山城

歴史ロマンに想いを馳せる

松山市の中心部に位置する松山城は、標高132mの勝山にそびえ立つお城。江戸時代までに建てられた、現存12天守の一つを有する城郭です。門・櫓・塀など数多くの見どころがあるので、ぜひパンフレットを頼りに歩いてみましょう。天守観覧も可能です。観光客はもちろん、地元の人たちにも愛され親しまれています。

べっぷ地獄めぐりの施設情報を見る

宝厳寺

時宗開祖一遍上人の生まれた地

全国を行脚した時宗開祖一遍上人。別府の地・鉄輪では、荒れた土地を鎮め開湯した人物として崇められています。そんな一遍上人の誕生の地が「宝厳寺」です。境内にある一遍上人堂には焼失した「国重文 木造一遍上人立像」を復元した立像や一遍聖絵のほか、足跡をたどるパネルなどが展示されています。

宝厳寺の施設情報を見る

坊っちゃんめぐり

名作『坊っちゃん』ゆかりの地をめぐる

松山と言えば、文豪・夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台になった場所。道後温泉や坊っちゃん団子など、松山市にはゆかりのスポットやアイテムがもりだくさんです。道後温泉駅前にある「放生園」にあるのは、音楽と共に『坊っちゃん』の登場キャラクターが動く「坊っちゃんカラクリ時計」。蒸気機関車をモデルにした観光列車「坊っちゃん列車」も人気です。※2024年3月20日より運行再開

坊っちゃんめぐりの施設情報を見る

古くから愛されてきた温泉観光地

BEPPU & DOGO

古くから縁のある街、別府と道後で湯めぐり&まち歩きはいかがでしたか?湯めぐりと優雅なまち歩きで、心地よい時間を過ごせることでしょう。日本の温泉文化を象徴する地で、魅力あふれる”温泉たび”を楽しんで。

あなたの好きな旅が、
きっと見つかるはず。

別府と愛媛に行くなら
心地よいフェリーでの移動、
楽しいスタンプラリーは見逃せない!

access

別府と愛媛をつなぐ宇和島運輸フェリー

大分県の別府港と四国・愛媛県の八幡浜港を結ぶ宇和島運輸フェリー。2024年には運行140年を迎える、歴史ある船です。

日に6便の運行で、別府から八幡浜の乗船時間は約3時間。料金は特等・1等・2等の席によって変わります。

乗船時間約3時間

新造船の「れいめい丸」には、ペットと滞在できるウィズペットルームやリクライニングシート、畳敷きの2等席などを設置。

深夜出発で早朝に到着する便では、船内で5時半まで休憩できるのが嬉しいポイントです。

じゃこ天入りバインミーや自社製パウンドケーキもおすすめ

船内の売店ではみかんジュースを始め、特産品やお土産、お菓子、カップラーメンなどを購入できます。愛媛名物のじゃこ天を挟んだ本格派バインミーや、自社製パウンドケーキなど、オリジナルグルメもお忘れなく。オリジナルグルメは、八幡浜港にあるカフェ「CAFÉ LE PETIT PONT」でもいただけます。

campaign

道後温泉で別府八湯温泉道のスタンプを集めよう

別府とも縁が深い「道後温泉」が、期間限定で温泉道に加入。「道後温泉本館」「飛鳥乃湯泉」「椿の湯」の3施設に、オリジナルの入湯スタンプがお目見えします。

  • 道後温泉本館
  • 飛鳥乃湯泉
  • 椿の湯

期間:令和5(2023)年11月25日〜令和7(2025)年11月30日まで ※期間延長しました

松山市公式観光WEBサイトでも特集されています。チェックしてね!

松山・別府温泉の歩き方
  • ※各施設の詳しい情報は、公式ウェブサイトまたはお電話にてお問い合わせください。

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