JR別府駅周辺ぶらり散歩コース

スタートは別府の玄関口「JR別府駅」。おんせん県ならではの看板や街のあらゆるところに現れる温泉マークを探しながら歩くのも別府観光の楽しみのひとつです。東口を出ると別府観光の生みの親と呼ばれている「油屋熊八」の銅像があります。明治時代に別府の魅力を広め、別府を世界有数の有名な観光地にした偉大な方です。有名な言葉である「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」も彫られているのでこちらも必見です。油屋熊八像とツーショット写真を撮ったら別府観光のはじまりはじまり 。

油屋熊八の銅像の横に温泉のモニュメントがあります。モニュメントの中の小さな温泉は、別府の湯を24時間無料で体験できる源泉かけ流しの「手湯」です。ポコポコとお湯が湧き続けており、程よい温度で心地よく温まりほっこりとした気分になります。効能は「切り傷、やけど、婦人病、神経痛、消化器病、冷え性、関節痛」とあり、別府到着早々癒される時間になるでしょう。※鳥が来ることもありますので、お気をつけください

別府駅北側にある「北高架商店街」へ。別府のディープスポットといっても過言ではないこの場所は、古き良き別府と新時代が融合するアートスポットです。リノベーションや新たなショップが参入し、若き世代のアート発信の場としても活用されています。ここには個性の溢れるオブジェや壁画もあり、見るだけでも楽しめるスポットです。個性豊かなショップが揃い、世代問わず惹きつけられる場所です。

JR別府駅からすぐの（南側）高架下にある「べっぷ駅市場」は知る人ぞ知るディープスポットです。観光客にとっては穴場スポットですが、地元の方は日常的に通う人気の商店街です。昭和レトロな雰囲気が漂う場所で、食べ物を中心にペットショップ、クリーニング店など様々な業種のお店が約20店ほど並んでいます。新鮮なお魚から野菜、惣菜などが販売されており、人気店の商品は午前中で売り切れてしまうこともあるため、少し早めに行くのがおすすめです。

JR別府駅では、旅の余韻を楽しむポイントがいくつかあります。お土産を買い求めるなら「別府駅えきマチ1丁目別府(別府名品蔵)」へ。別府や大分の名産やお菓子が勢ぞろいしているので、お土産選びにもピッタリです。えきマチ1丁目は商業施設なので、お食事処も完備されています。夕方で小腹が空いた時間は、帰宅する前に大分名物を頂いてみるのもおすすめです。最後まで別府の魅力を味わえます。