旅の途中にちょっと一息。ふらりと別府の公園へ
Beppu City Parks

旅の途中で訪れる公園は、その土地ならではの風景や空気が感じられる場所。
いつもとは違う光や風、匂い、そして景色の中で、ジョギングをしたり、
遊具で思いきり遊んだり、のんびりと読書に耽ったり。

どんな過ごし方もできる、懐の深い癒しのスポットです。
アクティブ派もゆったり派も、それぞれの楽しみが見つかるはず。
旅の合間にちょっと寄り道して、別府の空気をたっぷり吸い込む、
特別なひとときを見つけてみませんか。

JR別府駅から徒歩圏内にある、豊かな自然に包まれた広い公園です。園内には500本以上の黒松・赤松のほか、桜、梅、ミツバツツジ、竹などが根を下ろしています。芝生広場や池、テニスコートも整備されており、年間を通して様々なイベントを開催中。散歩やジョギングをしたり、お弁当を食べたり、芝生に寝転び昼寝や読書をしたり。地元の人や観光客の憩いの場として親しまれています。スターバックスコーヒーで一息つくのもおすすめです。

全体が緩やかな傾斜になっている公園です。ウォーキング、犬の散歩、ランニングなど、一周すればよい運動になる広さ。園内からは、迫力ある鶴見岳の姿も拝めます。梅や桜の名所として有名で、イチョウ、モミジ、キンモクセイなど約150種類の木があります。とくに、頭上に広がる見事なしだれ梅はファンが多く、2〜3月のシーズンには県内外から多くの人が見物に訪れています。別府ICからは5分程の立地で、ドライブ前後の休憩にもぴったり。

別府タワーのすぐそばにある、海沿いの公園です。道路からは樹木で隠れるような立地。健康遊具や噴水、銅像やモニュメントなどが設置されています。夏と冬には眼の前のスパビーチが花火大会の会場となり、大勢の人で賑わいます。普段はとても静かな公園。海を眺め、波の音を聞きながらゆったり過ごすのに最適です。海の向こうには、大分の工場地帯が見えることも。早朝や夜もぜひ訪れてみましょう。海岸線から昇る朝日や満月は声にならない美しさです。

観光名所の「地獄」が近くに点在し、子連れに大人気の公園です。別府の地獄などをモチーフにした大きなアスレチック遊具は、いつも子どもたちで大賑わい。長い滑り台、ミニボルダリング、ブランコや滑車のついたターザンロープなど、めいっぱい体を使って楽しめます。自然林を活かして作られた公園内には、たくさんの桜の樹があり、シーズン中は淡いピンクに包まれます。ドッグランやグランピング施設もあり、多様な楽しみ方ができる場所です。

木々に囲まれた静かな公園です。障がいのある・なしにかかわらず楽しめるよう工夫されたインクルーシブ遊具が設置されています。ブランコ、すべり台、網をのぼる遊具など、見た目にもワクワクするようなデザイン。2025年に新設されたトイレは清潔でピカピカです。周囲は静かな住宅地で、別府を代表する名店もあるエリア。食後の腹ごなしに、もっとおいしく食べるための運動に、ぜひ訪れてみましょう。たっぷり遊んで汗をかいたら、アイスの自販機もありますよ。

スケートボード広場やバスケットゴールがあり、アーバンスポーツを楽しめる海辺の公園。ワシントニアパーム、フェニックスなど南国感あふれる木が印象的です。商船三井さんふらわあが停泊する別府国際観光港のそばに位置し、大型客船が停泊した際には大迫力の船を間近でみられます。広くて開放的な芝生の広場があり、散歩やジョギングなど個人で利用する人や、グループでアクティブに楽しむ人たちなど、思い思いの時間を楽しんでいます。

国道10号線を挟んで東エリア（海側）と西エリア（山側）分かれる公園です。西エリアの建物2階部分は、サッカー・フットサルコートやクラブハウス、1階部は大型ディスカウントストアがあります。人工芝が敷き詰められたサッカー・フットサルコートは、海風が吹き抜ける心地よいグラウンド。Webサイトで予約の上ご利用ください。ヨガやダンスなど多目的に使えるスタジオも設置されており、男女別の更衣室やシャワールームも完備しています。

別府屈指の温泉地・鉄輪にある、温泉を感じられる公園です。園内の一画からはもくもくと湯けむりが立ち上り、間近で見ることができます。また、靴下のまま足の岩盤浴ができる屋根のついたベンチも無料で利用可能。
もうひとつの目玉は、アーティスト栗林隆作による『植物元気炉』です。ヒノキとガラスで作られた植物園型の作品で、全国から集まった植物が植えられています。地獄蒸しや蒸し湯体験ができる施設が近くにあるので、湯めぐりの合間にふらりと立ち寄ってみましょう。

国道10号線沿い「ゆめタウン」の側、ヨットハーバーが目の前にある憩いの公園です。芝生とウッドデッキ、ベンチがあるこぢんまりとした場所。宿泊施設や飲食店街からも近く、飲み終わった後のお散歩や酔い覚ましにもおすすめです。園内には大分県内で集められたアクリルが再利用されている、トム・フルーイン作『Watertower 10: Beppu City, 2023』があります。昼は太陽の光でキラキラと、夜は明かりが灯り格別の美しさで輝く作品です。

公園はその土地ならではのストーリーが詰まった場所。
ゆったり過ごしたり、思いっきり遊んだり。
知らないまちの公園にしかない、新たな景色が見つかるかもしれません。
旅の途中に、ふらりと立ち寄ってみませんか？