別府には雨の日も、いや、雨の日だからこそ楽しめるスポットがたくさんあります。ポイントは“体験”を入れこむこと。同じ室内観光でもそこに自分でアクションを起こす“体験”が加われば何倍も、何十倍も濃い、楽しい時間を過ごすことできます。温泉になってみたり、伝統の地獄蒸し料理にチャレンジしたりと「別府ならでは」の体験も多く、忘れられない思い出が作れるはずです。
スタートは別府の玄関口「JR別府駅」。電車を降りるとさっそく温泉マークの看板があります。おんせん県ならではの看板や街のあらゆるところに現れる温泉マークを探しながら歩くのも別府観光の楽しみのひとつ。東口を出ると銅像があります。ここに立っているのは、別府観光の父と呼ばれている「油屋熊八」の銅像です。明治時代に別府の魅力を拡げて、別府を世界有数の有名な観光地にした偉大な方です。手を上げているポーズは、マントを身に付けて天国から参上のイメージともいわれています。銅像の背後には、名所地獄巡りの子鬼さんも。 有名な言葉である「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」も彫られているのでこちらも必見です。油屋熊八像とツーショット写真を撮ったら別府観光のはじまりはじまり。
大分市にある雄大な別府湾を望む海岸沿いにたたずむ「動物たちと“なかよくなる”」をコンセプトにした巨大水族館。神秘的な海の世界を再現した90種1,500尾の魚たちが暮らす迫力満点の大回遊水槽や、海の生き物たちの美しさを極限まで高めたアートコーナーなどこだわりがギュッと詰まった展示は圧巻!さらに、“なかよくなる”の言葉通り、ただ見るだけでなく、体験やふれあいができるのも魅力。イルカパフォーマンスで飛び交う水しぶき、うみたまごの最強芸人セイウチとの楽しい掛け合い、タッチプールで感じる海の生き物たちの感触や匂いなど、ここにしかないたくさんの感動が待っています。
子どもたちには、動物たちの自然のままの姿を観察できる隣接の新感覚ビーチ「あそびーち」も人気。砂浜からプールの浅瀬で泳ぐイルカを間近で眺めたり、アートな遊具で遊んだり、思い思いの“贅沢時間”を過ごすことができます。
大分県を代表するデパート「トキハ別府店」の地下には別府の裏路地を再現したフードホール「湯けむり横丁」があります。ここの魅力はなんといっても別府市民に愛される地元グルメを味わえること!まずは大分県民のソウルフードといっても過言ではない鶏肉の天ぷら「とり天」。ここではとり天発祥の店といわれる老舗「東洋軒」のこだわりの味が楽しめます。加えて別府名物「別府冷麺」。出店している「手のべ冷麺専門店 六盛」は特に人気の高い名店で、秘伝のスープ、歯応えのある太麺共に絶品です。「何を食べよう」と迷ってしまったらグループで違うものを選んでシェアするのがオススメ。どれかひとつしか食べないなんてもったいない!
散策やお買い物の途中に「疲れたな」と思ったらトキハ別府店地下1階にある足湯でひとやすみ。美肌の湯ともいわれる炭酸水素塩泉がじんわりと疲れをほぐし、ついでにお肌をツルツルにしてくれます。入浴は無料、タオルや足湯袋もその場で購入できるので手ぶらでふらりと立ち寄ることができるのも魅力。特に寒い冬は体までぽかぽかにあたたまるのでオススメです。ちなみにこの足湯「別府八湯温泉道(湯の真理を得んとする求道者(無類の温泉好き)のためにある、厳しくも愉快な入湯修行(スタンプラリー)」に登録されています。スタンプラリーに参加したい人は1階案内所でスパポートを購入できるのでぜひお立ち寄りください。スタンプも同じ場所で押せます。
旅の醍醐味といえばおみやげ選び。トキハ別府店にある「大分みやげ おんせん市場」は、大分県内の特産品・豊かな郷土料理の銘品、銘菓、別府ならではの工芸品など大分の魅力がギュッと詰まったセレクトショップです。観光の方だけではなく地元の方も多く利用されているお店で県外発送も出来ます。
温泉を軸とするアカデミック・エンターテインメント施設。テーマは「温泉が、もっと愛おしくなる」。来場者自身が「温泉になる」という前代未聞の体験を通して、温泉がどうやって生まれるのか、その行程を詳しく知ることができます。「え、難しそう」と思った方も心配無用。プロジェクションマッピングなど視覚的な仕掛けや、アート性の高い演出が散りばめられているので、最後まで温泉になった自分自身を全力で楽しむことができます。他にも美しい湯けむり庭園など見どころ満載。疲れたら館内にあるカフェでこだわりのコーヒーやスイーツを楽しみながら休憩することもできます。帰る頃には、温泉が、そして別府がもっと好きになっている−そんな施設です。
1931年に誕生した白池地獄。もともと田園地帯だったこの地ですが、白池地獄の創業者である初代社長が温泉を掘り当てました。青みを帯びた白色の地獄は無色透明の温泉ですが、池の底に落ちる際に温度と圧力が低下することで青白く変化しています。白池地獄は庭園の作りになっているのが大きな特徴です。園内には県指定の国東塔や向原石幢もあるのでゆっくり散策してみましょう。白池地獄には世界でも珍しい、温泉蒸気熱を利用した熱帯魚館も併設されています。温泉熱を利用することで、水温は26~30℃に保たれています。約20種の魚を飼育しており、その中には生きた化石と言われるピラルクやピラニアなど、珍しい魚がいるのでこちらも見逃せません。
「べっぷ地獄めぐり」は白池地獄を入れて、全部で7ヶ所。いろんな表情を見せる地獄をめぐって楽しんで下さい。
今回ご紹介した
モデルコースはこちら!
別府観光でははずせない別府の歴史が詰まった観光地「べっぷ地獄めぐり」を全てめぐるコースです。温泉のほかディープなスポットや穴場スポットも多い別府ですが、様々な地獄からモクモクと湯けむりが立ち上り、それぞれの地獄によって違う顔を見せてくれます。海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄は国指定名勝でもあります。歴史を学びながら地獄めぐりを満喫して、お腹が空いたら噴気で蒸した鉄輪名物「地獄蒸し」をご堪能ください。きっとあなたも別府の虜になるはずです。 「べっぷ地獄めぐり」は、一気にめぐると大体2時間〜2時間半で回ることができますので、旅のスタイルにあわせて楽しんでくださいね。
一日満喫アーティストが集まる別府は、街のあちこちにアートが光る街。アートスポットが点在する別府で、芸術や建築などを見てまわるのもおすすめです。目に留まる風景の中にアートが隠れていたり、商店街で展示会があっていたりと、さまざまな場所でアートと触れることができます。美味しい食事とアートめぐりで思わずシャッターを切りたくなるような旅を楽しんでください。
一日満喫“家族みんなが満足する旅”にしたいなら、アクティブレジャーがオススメ!遊園地で思い切り遊んだり、リゾートホテルで温泉エンターテイメントを体験したり、ワクワクするバイキングや食べ歩きを満喫したり。別府らしい定番スポットを押さえつつ、観光時間も、ホテル時間もアクティブに楽しむことができるコースです。 たくさん動いて、たくさん遊んだ分、思い出もいっぱい。帰りには、家族の絆も深まっているはず!
一泊二日温泉地として多種多様な人が集い、交流し、栄えてきた別府では古くから「共生の文化」が育まれてきました。そして、その共生の文化の中で自然と整備されたのが「バリアフリー観光」。障がいの有無や年齢に関係なく旅行を楽しめるよう、別府市内各所には様々な配慮や工夫がなされています。「気にせんでいいんよ」そんなあたたかい気風も別府ならでは。さぁ、心身にストレスを感じることのない、自由で豊かな旅に出かけましょう!
一泊二日別府は、日本有数の源泉数と湧出量を誇る温泉の街。そんな別府には、大人も子どもも楽しめる観光スポットが多数あります。九州最古のレトロ遊園地や家族で遊べる広い公園など、歴史ある街で家族で楽しむのはいかがでしょうか。遊園地や公園のほか、砂湯や地熱体験、動物と触れ合える地獄など、数多くの見どころがあります。また、温泉も様々なところにあるので、疲れたら温泉に浸かって身体を癒すことも可能です。お子様連れの旅行や、家族旅行としてもおすすめなコースです。
一泊二日豊かな自然に恵まれた別府には、野生の動物を間近で観察できるサファリパークや、雄大な海と一体となった水族館など動物とふれあえるスポットが点在。隠れた動物王国といっても過言ではありません。「動物とふれあうコース」は文字通り、そんな動物たちとのふれあいをメインにしています。もちろん、宿泊する宿にも妥協はしません。なんと4匹の看板猫とふれあえる特別なお宿をご用意。さぁ、1日中動物と一緒の幸せな旅へ!
一泊二日昭和時代は湯治客で溢れていたといわれている別府には、鉄輪温泉、明礬温泉など様々な泉質をもつ温泉がたくさんあります。豊かな温泉文化が根付く別府を巡って心と体の免疫力をアップさせませんか。温泉に入浴するだけでなく、温泉の蒸気で蒸した地獄蒸し料理を食べて、エネルギーチャージの旅を楽しんだください。
一日満喫早朝フェリーに乗って別府に到着したら、タクシーや車を手配して朝早くから空いている別府のお店でモーニング。別府定番スポットや別府の街並みが一望できるロープウェイで絶景を眺めたり、名湯に入浴したり、郷土料理をいただいたりと、朝から思いっきり別府温泉ならではの体験を楽しんでください。
一日満喫