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別府・バリアフリーモデルコース

一泊二日

温泉地として多種多様な人が集い、交流し、栄えてきた別府では古くから「共生の文化」が育まれてきました。そして、その共生の文化の中で自然と整備されたのが「バリアフリー観光」。障がいの有無や年齢に関係なく旅行を楽しめるよう、別府市内各所には様々な配慮や工夫がなされています。「気にせんでいいんよ」そんなあたたかい気風も別府ならでは。さぁ、心身にストレスを感じることのない、自由で豊かな旅に出かけましょう!

エリア
別府市内全エリア
所要時間
一泊二日
移動方法
湯けむり展望台からの眺め

MODEL COURSE START

福祉車両のタクシーで、旅をスタート [ JR別府駅 ]

別府駅に着いたら、まずタクシーに電話をして、福祉車両を呼びましょう。別府市内を走るタクシー会社は福祉車両を用意している会社がたくさんあります。状況によっては利用できないこともあるので事前予約がおすすめです。例えば、市内を走る亀川タクシーでは車椅子に座ったまま乗降できる「車いす専用車両」と、車いすに座ったままでも、ストレッチャーに体を寝かせたままでも乗降できる「兼用車両」が用意されています。車いすが必要な方は駅東口にある「WANDER COMPASS BEPPU」へ。ここは多言語で観光情報を発信する海外の方にも人気の案内所ですが、車椅子のレンタルサービスも行っています。自走用、介助用の車いすが各2台あり、事前に予約をしておけば、すぐに借りることがでるのでとっても便利。もちろん、観光パンフレットなども置いてあるので、チェックをお忘れなく。

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  • 油屋熊八の像ABURAYA KUMAHACHI
  • 〒874-0935 大分県別府駅前町12-13 Google MAP で見る
車で約20分

日本パラスポーツ発祥の地である別府を“学び”、“体験”できるミュージアムへ [ 太陽ミュージアム~No Charity, but a Chance!~ ]

温泉のまちというイメージが強い別府ですが、実は「日本のパラスポーツ発祥の地」であることをご存知ですか?その原点を学び、体験できる施設が社会福祉法人「太陽の家」の敷地内にある「太陽ミュージアム~No Charity, but a Chance!~」です。太陽の家の設立者で、“日本のパラスポーツの父”と呼ばれる中村裕博士の足跡や功績を学ぶことができる他、パラリンピック種目ボッチャの体験、バスケットボール用車いすの試乗、障がいのある人をサポートする仕事道具(自助具)などを知ることができるとともに、様々な体験を通して、たくさんの感動や気づき、共に生きるヒントを得ることができます。もちろん、施設は最新のユニバーサルデザイン設計です。※事前予約制です。

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車で約15分

バリアフリー対応の立ち寄り湯でゆったり [ ひょうたん温泉 ]

別府八湯の一つ、鉄輪エリアにある「ひょうたん温泉」は2022年で開湯100周年という老舗温泉。砂湯、瀧湯、蒸し湯、露天風呂など多彩な入浴が楽しめる施設として、観光客はもちろん、地元民からも愛されています。おすすめの家族風呂は14室のうち、半分の7室がバリアフリー対応。岩(露天、内湯)、檜(内湯)、切り石(内湯)から気分やお好みに合わせて選ぶことができる上、全てに専用蒸し湯付というから嬉しい限り。障がいのある方は時間延長可、介助者1名無料。さらに、希望に応じて踏み台、高めの湯椅子、敷きマットを用意してくれるなど、細やかに対応してくれます。

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ランチは別府名物「地獄蒸し」を堪能 [ お食事処ゆらり/地獄蒸しキッチン(ひょうたん温泉施設内) ]

お昼はひょうたん温泉内のお食事処「地獄蒸しキッチン」へ。ここで味わって欲しいのが別府名物・地獄蒸し―その名も「地球産®︎温泉めし®︎」! 地球の恵みである温泉の蒸気を利用して一気に蒸し上げる温泉地ならではの方法で調理された食材には旨味がギュッと凝縮し、お肉も、お魚も、お野菜も驚くほど鮮明な味わいに。「え、これ、こんなにおいしかったの!?」ときっと驚くはずです。隣接する「ゆらり」では、郷土料理、麺類、丼、カレーなど多彩なメニューが揃い、お子様から高齢者の方まで幅広い年代の方が満足できるのも魅力です。 デザートにはひょうたん温泉オリジナルの温泉蒸しプリンや、温泉成分入りの湯楽ゆらソフトをどうぞ。温泉に入って、食事してゆったり過ごすことのできる温泉アミューズメントパークです。

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車で約15分

バリアフリーのお宿で、ストレスフリーにぐっすりと。 [ 別府温泉 杉乃井ホテル ]

杉乃井ホテルには、段差を少なくするなどきめ細やかな工夫を施した「グッドタイムフロア」があり、同フロアにあるバリアフリー対応ルームは、車いすでも移動がしやすいゆったりとしたつくりになっています。お部屋の中には多目的トイレや広々とした洗面台をはじめ、寝返りが打てる高機能体位変換介護ベッドや、電動昇降のスライドインバスも。これだけ設備が充実していたら、ストレスなく過ごせますよね。おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、お子様が一緒の3世代旅行などにもおすすめです。また広い敷地内を移動するための福祉車両も完備。館から館への移動の際は、スタッフに声を掛ければ、車両を用意してくれます。宿泊者専用の家族風呂もバリアフリーで、安心して温泉を堪能することができます。

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車で約15分

別府といえば、べっぷ地獄めぐり [ べっぷ地獄めぐり 海地獄 ]

べっぷ地獄めぐりのひとつ「海地獄」。5つの地獄の中でもひときわ目立つ存在で、別府観光にはかかせないスポットです。おおよそ1300年前、鶴見岳の爆発によって誕生したといわれており、地獄とは思えないコバルトブルーのカラーが印象的。一見涼やかな色ですが、泉温は98度もあり深さは200mもあります。古くから温泉地として有名な別府にも、観賞用として価値の高い源泉を評価され、2009年には他の別府三地獄(血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄)とともに、国指定名勝となりました。敷地内は自然に囲まれた庭園が広がり、季節に応じた色とりどりの景色を楽しめます。施設内は、坂などあるものの、なだらかな通路で移動も比較的スムーズです。足湯は車椅子のまま利用できるよう専用車椅子、スロープも用意されています。車椅子専用駐車場、バリアフリー対応のトイレ完備。補助犬同伴で観光できます。※温泉の蒸気で滑りやすい箇所もあるので、ご注意ください。
べっぷ地獄めぐりは、海地獄を入れて全部で7ヶ所。いろんな表情を見せる地獄をめぐって楽しんでください。

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車で約10分

別府らしい景色を眺めに湯けむり展望台へ [ 湯けむり展望台 ]

展望台からは、雄大な扇山や鶴見岳など別府の温泉街が一望できます。温泉街からもくもくとあがる湯気は別府の温泉街ならではの風情ある景色。別府の湯けむりは、NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」で富士山に次いで全国第2位に選出、ライトアップされた夜景は「日本夜景遺産」に認定されています。夜は、温泉街の灯りが湯けむりに反射して色がつき幻想的な景色を眺められうっとりとする美しさ。車椅子専用駐車場、バリアフリートイレも完備された絶景スポットです。※時間帯により施錠時間が変更になりますので、事前に市HPでご確認ください。

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GOAL

今回ご紹介した
モデルコースはこちら!

  • A JR別府駅
  • B 太陽ミュージアム~No Charity, but a Chance!~
  • C ひょうたん温泉
  • D お食事処ゆらり/地獄蒸しキッチン(ひょうたん温泉施設内)
  • E 別府温泉 杉乃井ホテル
  • F べっぷ地獄めぐり 海地獄
  • G 湯けむり展望台
  • ※各施設の詳しい情報は、公式ウェブサイトまたはお電話にてお問い合わせください。

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