別府観光でははずせない別府の歴史が詰まった観光地「べっぷ地獄めぐり」を全てめぐるコースです。温泉のほかディープなスポットや穴場スポットも多い別府ですが、様々な地獄からモクモクと湯けむりが立ち上り、それぞれの地獄によって違う顔を見せてくれます。海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄は国指定名勝でもあります。歴史を学びながら地獄めぐりを満喫して、お腹が空いたら噴気で蒸した鉄輪名物「地獄蒸し」をご堪能ください。きっとあなたも別府の虜になるはずです。
「べっぷ地獄めぐり」は、一気にめぐると大体2時間〜2時間半で回ることができますので、旅のスタイルにあわせて楽しんでくださいね。
スタートは、日本有数の温泉観光地である別府の玄関口「JR別府駅」。電車を降りるとさっそく温泉マークの看板があります。おんせん県ならではの看板や街のあらゆるところに現れる温泉マークを探しながら歩くのも別府観光の楽しみのひとつです。東口を出ると別府観光の生みの親と呼ばれている「油屋熊八」の銅像があります。明治時代に別府の魅力を広め、別府を世界有数の有名な観光地にした偉大な方です。有名な言葉である「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」も彫られているのでこちらも必見です。油屋熊八像とツーショット写真を撮ったら別府観光のはじまりはじまり。
別府地獄めぐりのスタートは「海地獄」。約1300年前、鶴見岳の噴火によって誕生したといわれています。地獄とは思えないコバルトブルーは一瞬にして目を奪われる美しさです。一見涼やかな色ですが、泉温は98度で深さは200mもあり、まさに地獄。また、ここ海地獄は国指定名勝でもあります。敷地内は自然に囲まれた庭園が広がり、季節に応じた色とりどりの景色を楽しめます。 お土産の海地獄オリジナルの入浴剤「えんまんの湯」が人気です。ぜひ探してみてくださいね。
鬼石坊主地獄の歴史は古く、733年(天平5)に編まれた豊後風土記にも登場しています。灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から「鬼石坊主地獄」と呼ばれるようになりました。ポコポコと音を立てながら沸騰する様子は、つい見入ってしまう光景です。園内には足湯も完備され、併設の「鬼石の湯」(別途有料)では、効能豊かな泉質の温泉に浸かることもできます。
かまど地獄は、1〜6丁目まで6つの地獄がありバラエティ豊かな地獄です。気温や天候によって色がかわる地獄もあります。ここは、見るだけでなく足湯や飲む温泉など地獄を体験できるのも魅力の一つです。「温泉ピータン」「石垣まんじゅう」「醤油ぷりん」など地獄名物グルメも充実しています。
鬼山地獄は別名「ワニ地獄」とも呼ばれており、その名の通り沢山のワニが飼育されています。1923年、日本で初めて温泉を利用したワニの飼育施設が開始されました。初代「イチロウ」のはく製や絶滅危惧種に指定されているガビアルの標本などがあるので、歴史についても学べます。約80頭ものワニが飼育されていて、その迫力には驚きを隠せません。曜日指定でワニの餌付けも開催されています。飼育員さんはワニにとっても詳しいので、ぜひお話を聞いてみるのもおすすめです。
1931年に誕生した白池地獄は落ち着いた雰囲気で、美しい日本庭園の作りになっているのが大きな特徴です。園内には県指定有形文化財の国東塔(くにさきとう)や向原石幢(むこうばるせきどう)あるのでゆっくり散策してみましょう。また温泉蒸気熱を利用した熱帯魚館も併設され、その中には生きた化石と言われるピラルクやピラニアなど、珍しい魚がいるのでこちらも見逃せません。
別府の温泉街鉄輪エリアへ。まずは鉄輪観光案内所へ立ち寄って、鉄輪エリアのマップをもらったりおすすめを聞いたりしてみましょう。割引券をもらうことも忘れずに。「男はつらいよ」の撮影でも使われた鉄輪温泉は、年中観光客で賑わう街。温泉街らしい湯けむりにつつまれながらレトロな街並みが楽しめます。タイムスリップしたような街並みと人情溢れる温泉街を散策すると、どこか懐かしく気持ちに。このエリアには、カフェや料理自慢のレストラン、テイクアウト専門店などいろんなお店が軒を連ねています。食べ歩きはもちろん、ランチやカフェに立ち寄るのもおすすめです。
温泉街らしい湯けむりにつつまれながらレトロな街並みが楽しめますが、ランチの後は地獄蒸し工房近くの足湯や、大谷公園で足の岩盤浴で癒されましょう。タイムスリップしたような街並みと人情溢れる温泉街を散策すると、どこか懐かしい気持ちに。また、温泉やお土産ショップなど立ち寄りながらゆっくりするのがおすすめです。古き良き街並みをお楽しみください。
日本最古の天然地獄として知られている血の池地獄は、赤く染まったドロドロ熱泥が迫力満点です。血の池軟膏売り場左手の階段を登ると血の池地獄を一望できる撮影スポットがあります。広々とした足湯も完備されているので癒されましょう。血の池地獄名物「血の池プリン」やここでしか購入できない「血の池軟膏」が有名です。
最後は国指定名勝の龍巻地獄。ほかの地獄と違い間欠泉の地獄となります。世界でも間欠泉の温泉はありますが、龍巻地獄は噴出周期が短いことが特徴です。一定の周期で噴出しており、屋根が取り付けられていますが、この屋根がなければ約30mも吹き上がります。龍巻農園で収穫されたフレッシュジュースやジェラートもぜひご堪能ください。
別府駅では、旅の余韻を楽しむポイントがいくつかあります。お土産を買い求めるなら「別府駅えきマチ1丁目別府」へ。別府や大分の名産やお菓子が勢ぞろいしているので、お土産選びにもピッタリです。えきマチ1丁目は商業施設なので、お食事処も完備されているため、夕方で小腹が空いた時間は、帰宅する前に大分名物を頂いてみるのもおすすめです。最後まで別府の魅力を味わえます。
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アーティストが集まる別府は、街のあちこちにアートが光る街。アートスポットが点在する別府で、芸術や建築などを見てまわるのもおすすめです。目に留まる風景の中にアートが隠れていたり、商店街で展示会があっていたりと、さまざまな場所でアートと触れることができます。美味しい食事とアートめぐりで思わずシャッターを切りたくなるような旅を楽しんでください。
一日満喫“家族みんなが満足する旅”にしたいなら、アクティブレジャーがオススメ!遊園地で思い切り遊んだり、リゾートホテルで温泉エンターテイメントを体験したり、ワクワクするバイキングや食べ歩きを満喫したり。別府らしい定番スポットを押さえつつ、観光時間も、ホテル時間もアクティブに楽しむことができるコースです。 たくさん動いて、たくさん遊んだ分、思い出もいっぱい。帰りには、家族の絆も深まっているはず!
一泊二日温泉地として多種多様な人が集い、交流し、栄えてきた別府では古くから「共生の文化」が育まれてきました。そして、その共生の文化の中で自然と整備されたのが「バリアフリー観光」。障がいの有無や年齢に関係なく旅行を楽しめるよう、別府市内各所には様々な配慮や工夫がなされています。「気にせんでいいんよ」そんなあたたかい気風も別府ならでは。さぁ、心身にストレスを感じることのない、自由で豊かな旅に出かけましょう!
一泊二日別府は、日本有数の源泉数と湧出量を誇る温泉の街。そんな別府には、大人も子どもも楽しめる観光スポットが多数あります。九州最古のレトロ遊園地や家族で遊べる広い公園など、歴史ある街で家族で楽しむのはいかがでしょうか。遊園地や公園のほか、砂湯や地熱体験、動物と触れ合える地獄など、数多くの見どころがあります。また、温泉も様々なところにあるので、疲れたら温泉に浸かって身体を癒すことも可能です。お子様連れの旅行や、家族旅行としてもおすすめなコースです。
一泊二日豊かな自然に恵まれた別府には、野生の動物を間近で観察できるサファリパークや、雄大な海と一体となった水族館など動物とふれあえるスポットが点在。隠れた動物王国といっても過言ではありません。「動物とふれあうコース」は文字通り、そんな動物たちとのふれあいをメインにしています。もちろん、宿泊する宿にも妥協はしません。なんと4匹の看板猫とふれあえる特別なお宿をご用意。さぁ、1日中動物と一緒の幸せな旅へ!
一泊二日愛犬も家族の一員。せっかくなら旅行も一緒に楽しみたいですよね。しかし「コース選びが難しい」と頭を悩ませている方も多いのでは?そんな方には、愛犬も楽しめて定番観光もできる“とっておきの欲張りコース”をご紹介!テーマは「別府の魅力を愛犬と楽しむ!」。別府らしさがありながら、ペット同伴OK、ペットサービスあり等、愛犬が無理せず、旅を満喫できるスポットを厳選しています。さぁ、別府のグルメや温泉、自然を愛犬と思い切り楽しみましょう。
一泊二日昭和時代は湯治客で溢れていたといわれている別府には、鉄輪温泉、明礬温泉など様々な泉質をもつ温泉がたくさんあります。豊かな温泉文化が根付く別府を巡って心と体の免疫力をアップさせませんか。温泉に入浴するだけでなく、温泉の蒸気で蒸した地獄蒸し料理を食べて、エネルギーチャージの旅を楽しんだください。
一日満喫早朝フェリーに乗って別府に到着したら、タクシーや車を手配して朝早くから空いている別府のお店でモーニング。別府定番スポットや別府の街並みが一望できるロープウェイで絶景を眺めたり、名湯に入浴したり、郷土料理をいただいたりと、朝から思いっきり別府温泉ならではの体験を楽しんでください。
一日満喫