べっぷ駅市場でお持ち帰りグルメ満喫コース

湯のまち別府の玄関口。東側は海、西側には山が広がります。北側に進むと、お土産店や飲食店などのお店が並ぶ「えきマチ1丁目別府」に直結。南側には、観光案内の「WANDER COMPASS BEPPU」があり、困ったことや気になること、おすすめ観光スポットなど知りたいことがあれば気軽に立ち寄ってみましょう。ほかにもスーパー、薬局などが連なり、大抵のものは調達できますよ。別府駅東口を出て、すぐに楽しめるのが「手湯」。ぽこぽこ湧き出す温泉に手をつければ、観光気分も一気に高まりそう。手湯のすぐ後ろには、別府観光の父と呼ばれる油屋熊八の銅像。同じポーズで写真撮影する観光客の姿もよく見られます。ここから、旅のはじまりです。

「別府ぎょろり」が人気の練り物専門店。別府湾で水揚げされた新鮮な魚をふんだんに使用し、一つひとつ丁寧に手作りされています。また、すり身を作る際には「別府ひょうたん温泉」の温泉水を使用。温泉地ならではの味が楽しめます。コリコリ食感が楽しいきくらげ、風味豊かなごぼう、さっぱり味がやみつきの紅生姜、そして定番のあじ、鯛天など種類も豊富に揃っています。真空パックの商品は、賞味期限が2週間と長いので、お土産用に、帰りの移動用に買っておくのも良さそうですね。他にもきんぴら、春巻き、とり天などのお惣菜も販売中。小腹を満たす気軽なおかずや、おつまみにもぴったりな品がいっぱいです。

魚の干物や乾物、珍味などが豊富に揃うお店。人気の珍味は4つで1,050円と破格です。貝ひもや鮭とば、小魚やエイヒレ、のしイカ……などなど、うず高く積まれた商品の中から選び出すのは、ちょっとした宝探し気分ですよ。お姉さんのおすすめは、冷凍の銀鮭。冷風乾燥させた肉厚の身は、焼くとジューシーで最高なんだそう。豊後水道のあじや、別府湾ちりめんなどもおすすめです。「食事は大事よ。カルシウム食べてね！」とにっこり笑顔。店員さんとのおしゃべりも買い物の楽しみのひとつですね。店内に所狭しと張られている宣伝文句もぜひ読んでみましょう。なるほど、納得、うまい！なんて、思わずにんまり。立ち寄れば元気がもらえるお店です。

昭和40年前後、駅市場と共に歩んできた惣菜店です。地元の人からの支持は絶大で、たくさんの観光客も訪れています。名物の巻きずしは、午前中に売る切れることも多い大人気商品。卵焼き、かんぴょう、しそ、でんぶとオーソドックスな具材ながら、すべての具材が絶妙にマッチして、これまでにないうまさを作り出しています。どこか懐かしく、でもまったく飽きない味わい、ぜひ一度は味わってみてください。その他にも、サクっジュワっがたまらないとり天、ほくほく素朴なコロッケ、旨味しみしみの煮物やたっぷりボリュームの卯の花など、昔ながらのお惣菜がズラリ。どれも優しさを感じ、昔ながらの味です。

新鮮な魚介類が豊富に揃う、昔ながらの魚屋さんです。大きな水槽から水揚げし活け〆する、かぼすひらめや関あじ、真鯛などが購入可能。そのほかにも、姫島の車海老、カワハギ、タチウオ、さざえ、ホタテ、ふぐ、タコ、イカ、穴子など、どれにしようか迷ってしまうほどの種類の多さです。魚はその場でさばいてもらうことも可能。飲食店卸40年以上の目利きが、良質なものを仕入れています。人気の地獄蒸しセットは、厳選した魚介類を地獄蒸ししやすいように調理し販売中です。他にも、選んだ魚を刺し身にしたり、予約すればお寿司の注文もできます。丼やお刺身の販売もあるので、海鮮を気軽にテイクアウトしたいときにも重宝しますね。

大正時代に創業した、かきとうなぎのお店です。駅市場よりも前から別の場所で営業していたとのこと。そんな老舗で70年以上も継ぎ足して使われている、うなぎのタレ。注文が入ると、うなぎの白焼にタレをつけて蒲焼きにしてくれるのですが……この香ばしい匂いがあたり一面に漂って、食欲をそそられます。おおぶりで肉厚なうなぎは、身がふわふわっとして上品な味。大分県日田産です。大きさの割にはリーズナブルなので、普段より気軽に購入できるのが嬉しいところです。うなぎはお弁当にすることもできるので、ご飯が欲しい人は注文しましょう。11月〜3月には広島産のかきを販売します。夏はうなぎ、冬はかき、どちらも思わず食べたくなる味です！

湯布院の塚原高原に本店があるパン屋さん。本店から直送されるパンはどれもこだわりの品。天然酵母を使用した、風味豊かで飽きのこない味わいです。三日月のカタチがかわいらしいクレセントが、人気No.1商品。外がパリッと、なかがもっちりしていて噛み心地が最高。少し焼いて、バターをたっぷりつけていただけば、幸せな味が広がります。砂糖は粗製糖、油脂は太白ごま油、を使ったこだわりの食パン「オニ食」もファンが多い商品です。おかず系からデザート系まで、オーナーの思い入れがたっぷりのパンたち。ほとんどのものが手作りされており、他では見ない変わり種が多いのも特徴。訪れるたびに新しい味が増えています。