春には桜が咲き誇り、淡いピンクと駅舎の情緒あふれる光景に出会える場所です。木々に囲まれた駅ならではの、燃えるような夏の深緑、寂しげに葉を落とす秋、しんしんと降る雪景色など、味わい深い風景が待っています。駅に差し込む光が幻想的な場面を作り出す夕暮れ時や朝焼けもお見逃しなく。
高台に位置する東別府駅。木造平屋建の駅舎は、明治44(1911)年に建てられました。当時の駅名は「浜脇駅」です。一時は改築が検討されたものの保存を望む声が多く、改修が行われて、今でも建築当時の姿を残しています。別府市の有形文化財に指定されている、大分県内で最も古い駅舎。木の柱や引き戸など、木造ならではの風格とぬくもりを感じられます。ホーム間を行き来する跨線橋の上からは別府湾や大分の工場地帯、山側には湯けむりをみることもできますよ。ホームの下の小さなトンネルは、かなり天井が低いレンガ造り。趣ある風情を楽しみましょう。
駐車場 | なし |
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