別府には、温泉、グルメ、アート、風情ある街並みと魅力がいっぱいですが、「他のまちの雰囲気も楽しみたい」という方には、宇佐まで足をのばしてみるのがオススメ。実は、別府から宇佐エリアへは車で1時間ほど。途中に見どころたっぷりの「安心院(あじむ)エリア」があるため、気のおもむくままに寄り道しながら北上すれば、移動自体が楽しいドライブになってあっという間。別府の活気あふれる温泉情緒から一転、宇佐では名瀑の清らかな水音に癒される大自然や、深い森に抱かれたワイナリーでの優雅なひととき、そして全国八幡社の総本宮・宇佐神宮の荘厳な佇まいなど、日常を離れた穏やかで神秘的な時間を味わえます。大分県の多彩な表情を満喫できる3日間です。
旅のスタートは別府駅周辺から。まずはアートを探しに出かけよう。別府駅東口から海辺へ向かって歩いてみると、ブルーバード会館に描かれた温泉花束の壁画や、北浜公園に建つカラフルなアート作品など、街のあちこちで現代アート作品に出会えます。温泉街ならではの街並みと個性豊かなアートが溶け合い、歩くだけでも新しい発見があるのが別府の魅力。ランチは地元の人々の台所として長年親しまれる高架下の『べっぷ駅市場』へ。地元で長く愛される惣菜店や鮮魚店に加え、ベーカリーやコーヒーショップなども並び、新旧が心地よく調和した空間にワクワク!気になるお店をのぞきながら、その場で味わったりテイクアウトしたりと、別府の日常を感じるランチタイムを楽しめますよ。
アートやグルメを楽しんだ後は、別府公園近くに誕生した「別府市立図書館・こもれびパーク」へ。ここでは本を読んだりコーヒーを片手にくつろいだり、それぞれのペースでゆったりとした時間を過ごそう。やわらかな木漏れ日が差し込むガラス張りの館内は、木のぬくもりを感じるあたたかな空間。その居心地の良さに思わず長居してしまいそう。別館には別府の歴史や温泉文化を紹介する「地域・郷土資料館」も併設。古くから湯治場として栄えてきた別府の成り立ちや独自の温泉文化に触れておけば、この後の別府観光がより一層奥深く、そして知的好奇心を満たす楽しいものに変わるはず。
別府の景色は、ビーコンプラザにそびえるグローバルタワーから眺められます。ここは空に向かって弧を描くようなユニークなデザインが特徴的なシンボルタワーです。地上100mに位置する展望台はまるで大きなガラスの箱のようで異世界を味わえます。大分県を代表する建築家である(故)磯崎新氏の設計によるもので、展望台に登れば別府市内を一望できます。夜はキラキラと輝く別府の街、昼間は別府市内の街並み、青く広大な海、鶴見岳など360度大パノラマが広がる絶景スポットです。
※天候不良の際は安全のため営業が休止になる場合もあります。
次に向かうのは、別府湾を望む温泉複合施設、別府海浜砂湯「Sand SPA」。昔から各所に温泉が湧く別府海岸の砂湯の歴史は古く、はじまりは平安時代まで遡ります。当時の天然海浜砂湯から現在の別府海浜砂湯に至るまで、多くの別府市民や観光客に親しまれてきました。現在では砂湯や大浴場、足湯、レストランなどを備えたリゾート空間へとリニューアル。
名物の「砂湯」は専用の浴衣に着替え、温かな砂に身をゆだねると、ザクッ、ザクッと砂をかけられる音とともに、ずっしりとした心地よい重みが全身を包み込んでいきます。波音を聞きながら目を閉じれば、体の芯まで温まり、心も体もゆっくりとほぐれる。砂湯を楽しんだ後は、大浴場でさっぱりと汗を流し、潮風を感じながら公園を散策するのもおすすめ。園内のレストランで新鮮な海の幸や冷たいドリンクを味わいながら、別府の温泉文化を五感で楽しむ贅沢な時間を過ごそう。
旅の1日目もいよいよ終盤。やっぱり旅先ではその土地の雰囲気、空気を味わいたいですよね。という訳で、気ままに街ぶらしましょう。至る所から立ち上る湯けむり、店先でいい匂いを放つ別府名物・地獄蒸し、洗面器を片手に温泉に向かうおじいちゃん。「あそこの温泉がいいで」「これが美味しいんよ」時折り耳に届くそんな会話にもなんだか心が弾みます。車移動では分からない、歩くからこそ分かる“鉄輪の魅力”をたっぷり感じてください。夜は鉄輪の温泉宿に泊まり、名湯にゆっくり浸かりながら、温泉街ならではの夜を満喫しましょう。
2日目の朝は、標高が高く見晴らしの良い明礬(みょうばん)エリアからスタート。湯の花小屋は、江戸時代から300年以上も続く製法で湯の花を育てている小屋です。藁ぶき屋根が特徴で、年中温度が一定に保たれています。この地域は地表から勢いよく温泉ガスの蒸気が噴出しており、この天然温泉に含まれる成分を固形化したものが湯の花なのです。40~60日かけて湯の花の結晶を採取する製法は国の重要無形民俗文化財に指定されています。また、藁ぶき屋根の小屋の中で湯の花の作っているのは全国でもここだけで、天然の化学工場とも呼ばれています。この珍しい湯の花小屋は無料で見学できるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
十文字原展望台は別府湾を一望できる展望スポット。また「日本夜景遺産」「日本夜景百選」に登録されている別府屈指の夜景スポットでもあります。別府市街地はもちろん、大分市、国東半島、天気が良ければ遠く四国まで望むことができます。夜景で有名な場所ですが、実は澄んだ空気の中で眺める朝の絶景も格別!朝の光にキラキラと輝く別府湾や、少しずつ活気づきはじめる湯けむりの街並みを一望すれば、心まですっきりと晴れ渡るような開放感を味わえる。さわやかな朝の風を感じながら思い切り深呼吸して、今日一日の旅の気分をさらに盛り上げよう!
別府から宇佐エリアに足をのばし、雄大な自然の中にある九州唯一、日本最大級のサファリパークへ。115万平方メートルの広大な敷地の中には多種多様な動物たちが生き生きと暮らしています。必見なのは何といっても「サファリゾーン」。約6kmにわたるサファリロードを旅しながらライオンやトラ、チーターなど迫力満点の動物たちを野生に近い状態でじっくり観察することができます。動物に餌をあげながら移動するジャングルバスに乗り、大きな窓越しに直接エサをあげるドキドキ感…お子さんだけでなく大人も童心に帰って夢中になってしまうはず!施設内には、ふれあいゾーンもあり可愛い小動物たちと触れ合うこともできます。幅広い年代の方が楽しめるレストランやカフェもあり、1日中楽しむこともできます。
アフリカンサファリを満喫した後は、豊かな自然に囲まれた東椎屋(ひがししいや)の滝へ。遊歩道を歩き始めると、木漏れ日が差し込む森の中に清らかなせせらぎが響き、滝へ近づくにつれてひんやりとした空気が全身を包み込みます。その先に現れるのは、高さ約85メートルから勢いよく流れ落ちる迫力満点の滝!「日本の滝百選」にも選ばれた美しい景観は、思わず足を止めて見入ってしまうほど。滝しぶきや水の音、木々の緑が織りなす空間は、まさに自然がつくり出したパワースポット。たっぷりとマイナスイオンを浴びながら深呼吸をすれば、心も体もすっきりとリフレッシュ。
全国有数のぶどうの産地、安心院(あじむ)にある安心院葡萄酒工房へ。緑豊かな森とぶどう畑に囲まれた園内には、ゆったりとした時間が流れ、散策するだけでも心が和みます。ガラス越しに醸造設備を眺めながらワインづくりの様子を見学。その後は、お待ちかねのワインのテイスティングタイム。香りや口当たりの違いを楽しみながら、あなたのお気に入りの一本を探してみて。ショップにはワインのほか、地元ならではの商品も並び、お土産探しにもぴったり。散策の合間には、ブランデー風味のソフトクリームを堪能しながらひと休みするのもおすすめ。目の前に広がるぶどう畑を眺めながら、安心院ならではの美味しい恵みをたっぷりと味わってくださいね。
安心院で自然とワインをたっぷり満喫した後は、宇佐観光の拠点・四日市へ。ここはかつて宇佐神宮の門前町として栄え、今も飲食店や宿が集まるにぎやかなエリア。お楽しみは宇佐ならではのご当地グルメ!大分名物のサクッとジューシーな「宇佐からあげ」を頬張るのもよし、肉厚でふっくらとした「宇佐どじょう」で栄養満点のディナーにするのもよし。風味豊かな「大分味一ねぎ」を使った一品など美味しいものが勢ぞろい。この土地だからこそ味わえるグルメを堪能しながら、のんびりとした夜を過ごそう。市内にはホテルや旅館も点在しているので、自分の旅のスタイルに合わせて宿を選べるのも魅力。翌日に向けて、エネルギーチャージを。
旅の最終日は、かつて宇佐に配備された宇佐海軍航空隊に関する事や宇佐と戦争の関わりについて学べる「宇佐市平和資料館」へ。特攻隊の出撃基地でもあったこの地から多くの若者たちが空へと旅立ちました。館内に展示されている写真や資料から、戦争の悲惨さや平和の尊さを静かに感じることができます。実物大の零式艦上戦闘機(零戦)模型は、映画『永遠の0」の撮影で使用されたもの。間近で見上げる機体の迫力はもちろん、当時の若者たちが空へ飛び立っていったことに思いを巡らせる、印象深い展示です。旅先だからこそ足を運びたい、歴史に向き合い、今ある日常の大切さをあらためて考えるきっかけとなる場所です。
次に向かうのは、昭和の大横綱・双葉山(ふたばやま)の生まれ故郷である「双葉の里」。敷地内には昔ながらの生家が復元されていて、どこか懐かしく、のんびりとした空気。館内で美しい化粧まわしなどの展示を眺めたり、屋外に並ぶ歴代横綱の大きな手形と自分の手を比べっこしてみたり。相撲に詳しくなくても盛り上がるポイントがたくさん。数々の偉業を成し遂げながらも、「未だ木鶏たりえず」の言葉を胸に努力を重ね続けた双葉山。そのひたむきな生き方に触れると、新しいことに挑戦する勇気や、一歩ずつ前へ進む大切さをそっと教えてくれるよう。相撲ファンだけでなく、世代を問わず楽しめるスポットなので、ぜひ立ち寄ってみて。
旅の締めくくりは、全国に4万社余りある八幡社の総本宮・宇佐神宮へ。広大な境内は豊かな自然に包まれ、一歩足を踏み入れると、凛とした空気に思わず身が引き締まるよう。木漏れ日の中を歩きながら参道を進むと、鮮やかな朱塗りの社殿が姿を現します。晴れた日には青空とのコントラストも美しく、思わず写真に残したくなる景色。参拝は宇佐神宮ならではの「二拝四拍手一拝」で、上宮だけでなく下宮もあわせてお参りするのがおすすめ。境内をゆっくり散策しながら夫婦石などの見どころを巡れば、自然と心も穏やかに。旅の締めくくりにぴったりの、神聖で心安らぐひとときを過ごしてみて。
今回ご紹介した
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豊かな自然に恵まれた別府には、野生の動物を間近で観察できるサファリパークや、雄大な海と一体となった水族館など動物とふれあえるスポットが点在。隠れた動物王国といっても過言ではありません。「動物とふれあうコース」は文字通り、そんな動物たちとのふれあいをメインにしています。もちろん、宿泊する宿にも妥協はしません。なんと4匹の看板猫とふれあえる特別なお宿をご用意。さぁ、1日中動物と一緒の幸せな旅へ!
一泊二日
“家族みんなが満足する旅”にしたいなら、アクティブレジャーがオススメ!遊園地で思い切り遊んだり、リゾートホテルで温泉エンターテイメントを体験したり、ワクワクするバイキングや食べ歩きを満喫したり。別府らしい定番スポットを押さえつつ、観光時間も、ホテル時間もアクティブに楽しむことができるコースです。 たくさん動いて、たくさん遊んだ分、思い出もいっぱい。帰りには、家族の絆も深まっているはず!
一泊二日
別府は、日本有数の源泉数と湧出量を誇る温泉の街。そんな別府には、大人も子どもも楽しめる観光スポットが多数あります。九州最古のレトロ遊園地や家族で遊べる広い公園など、歴史ある街で家族で楽しむのはいかがでしょうか。遊園地や公園のほか、砂湯や地熱体験、ワニを見学できる地獄など、数多くの見どころがあります。また、温泉も様々なところにあるので、疲れたら温泉に浸かって身体を癒すことも可能です。お子様連れの旅行や、家族旅行としてもおすすめなコースです。
一泊二日
別府観光でははずせない別府の歴史が詰まった「べっぷ地獄めぐり」を全てめぐるコースです。温泉のほかディープなスポットや穴場スポットも多い別府ですが、様々な地獄からモクモクと湯けむりが立ち上り、それぞれの地獄によって違う顔を見せてくれます。海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄は国指定名勝でもあります。歴史を学びながら地獄めぐりを満喫して、お腹が空いたら噴気で蒸した鉄輪名物「地獄蒸し」をご堪能ください。きっとあなたも別府の虜になるはずです。 「べっぷ地獄めぐり」は、一気にめぐると大体3時間〜3時間半で回ることができますので、旅のスタイルにあわせて楽しんでくださいね。
一日満喫
温泉でぽかぽかあたたまるのはもちろん、こどもも楽しめるアウトドアやアクティビティも充実している別府。緑豊かな大自然を満喫し、別府でキャンプを思いっきり楽しみましょう。レンタカーを借りて、地元っ子たちが通うスーパーマーケットに行くのも旅の醍醐味。ファミリーキャンプで子どもたちと思いっきり遊んで、思い出の1ページを。キャンプの後は美しい夕日を見ながらリラックスした時間を過ごし、家族だけの時間を楽しんでください。
一日満喫
温泉地として多種多様な人が集い、交流し、栄えてきた別府では古くから「共生の文化」が育まれてきました。そして、その共生の文化の中で自然と整備されたのが「バリアフリー観光」。障がいの有無や年齢に関係なく旅行を楽しめるよう、別府市内各所には様々な配慮や工夫がなされています。「気にせんでいいんよ」そんなあたたかい気風も別府ならでは。さぁ、心身にストレスを感じることのない、自由で豊かな旅に出かけましょう!
一泊二日
別府八湯とは別府にある八つの温泉郷(浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)の総称で、それぞれに違った泉質、趣が満喫できます。ここでは各温泉郷から1つずつ温泉を厳選し、別府八湯全てをまわっちゃおうという欲張りコースを紹介。 ちなみに別府には別府八湯温泉道(スタンプラリー)なるものがあり、8つ集めるとまずは「初段」に認定されます。旅の思い出に、そしていつか「名人(88箇所制覇)」を目指し、ぜひ参加してみてください。 ※普段から温泉に入り慣れていない方は1日に2〜3湯のご入浴が安全とされています。ご自身の体調にあわせて温泉めぐりをお楽しみください。
二泊三日
昭和時代は湯治客で溢れていたといわれている別府には、鉄輪温泉、明礬温泉など様々な泉質をもつ温泉がたくさんあります。豊かな温泉文化が根付く別府を巡って心と体の免疫力をアップさせませんか。温泉に入浴するだけでなく、温泉の蒸気で蒸した地獄蒸し料理を食べて、エネルギーチャージの旅を楽しんでください。
一日満喫